雨のフルマラソンを完走して気づいたこと

こんにちは。ウッドデッキ材専門店『サニーウッド』代表のキノシタです。
久しぶりのブログです。
気がつけば2月も3分の1が過ぎようとしています・・・
前回のブログが、「明けましておめでとうございます。」だったことを思うと、本当に自分の継続性のなさに呆れるばかりです・・・

そんなボクでも久しぶりに「ブログを書きたいな。」って思える体験があったので、久しぶりに夜な夜なブログでも書いてみます。
これを機会にまたちょくちょく更新出来たらなと思っています。

さて、ブログを書きたくなった体験っていうのは、先週の日曜日(4日前)にフルマラソンを走ってきたことなんです。

和歌山県南部の上富田町という町で行われた「口熊野マラソン」という大会なんですけど、和歌山以外の人にはあまり馴染みのない町かも知れませんが、パンダと海で有名な白浜町のお隣の町って言うとなんとなく分かってもらえるでしょうか。

一緒に走った仲間たち

一緒に走った仲間たち

ボクにとって今回が5回目のフルマラソンでした。
ハーフマラソンとか駅伝とかだと、年に何度か参加するんですが、フルマラソンとなるとだいたい1年に1回くらいのペースでしか出場しないので、3ヶ月ほど前からそれなりに練習もこなして調整もするわけなんです。

特に去年は念願のサブ3.5(3時間半をきってゴールすること)を達成した大会なので、あわよくば自己ベスト更新をと目標にしていました。

それなりに練習も積んで、仕上りも順調だったのですが、気がかりなのは当日のお天気でした。
1週間前に大会当日の週間天気予報が発表されたときの降水確率は50%でした。

まあ、50%くらいなら降っても小雨程度だろうし、「1週間もあれば雨マークの予報も消えてるんじゃないかな。」くらいの気持ちであまり心配もしていなかったのですが、日が進むにつれて発表される降水確率は、日に日に高まっていって、前日にはなんと80%にまで引き上げられてしまいました。
80%なんて降水確率ってなかなかないですよね・・・

もうそうなるとモチベーションはガタ落ちで、もともと雨の中を走るのが嫌いで、練習でも雨の日はほとんど走らない派の人間なんです。
雨や水たまりでシューズが濡れて、靴下がグッチュってなるのが大嫌いなんです。

前日は一緒に参加する仲間たちと、会場近くのホテルに前泊することになっていたので、取り敢えず現地に行って何ならマラソン参加はあきらめて、ホテルで宴会しようと提案するつもりでいました。

ところが、一緒に参加する仲間たち(高校のサッカー部の同期のメンバー)が、それは許してくれなかったんです。

「サッカーに雨天中止がないように、サッカー部OBである自分たちには、マラソンも雨で辞めるなんて判断はない。」というもっともらしい理由で説得されてしまいました。

結果、マラソン当日はスタートからゴールまで雨が降り続く中、すぐに靴下がグチョグチョの状態になったし、曇り止めを塗っていたサングラスはすぐに曇って役に立たないし、飛び越えられない程の水溜まりでは自分で泥水を顔に飛ばしたり、車道を走る車に水しぶきをひっかけられたりと、数々の苦行に耐えて何とか完走しましたが、記録は自己記録どころか平凡なものに終わってしまいました。

ただただ辛くて苦しいマラソンでしたが、今回ゴールした後の達成感はもしかしたら、今までで一番だったかもしれません。
嬉しいっていう感覚ではないのですが、何かをやり遂げた充実感みたいなものがジワジワ溢れてきて、当日夜の打ち上げはすごく気持ちのいい楽しい時間になりました。
一緒に参加した仲間4人も完走できたのも大きかったと思います。

きっと自分一人でエントリーして参加した大会だったら、途中で棄権していたか、スタートラインにも並ばなかっただろうなと思うと、やっぱり何かをする時の仲間の存在っていうのは大切だし、いい仲間がいることを幸せに感じられた真冬の一日になりました。

でも、雨の中走るのはやっぱり嫌いです。

久しぶりのブログでしたが、最後まで読んでいただき有難うございました。

それでは、近いうちにまた。


The following two tabs change content below.
木下憲治(キノシタケンジ)
和歌山県海南市のウッドデッキ材専門店『サニーウッド』代表のキノシタケンジです。お届けする商品は木材ですが、本当にお届けしたいものは『つくる楽しみや感動体験』『お客様とそのご家族の笑顔』です。日本中に笑顔とウキウキ・ワクワクをお届けします。 趣味は、サッカーとマラソン。日本サッカー協会公認C級コーチ・3級審判員、 1級エクステリアプランナー

SNSフォローボタン