こんにちは。ウッドデッキ材専門店『サニーウッド』代表のキノシタです。
かれこれ1週間以上、たちの悪い風邪に悩まされています。
今週末からの2週連続のマラソン出場に向けての練習もまったく出来ていない状態で、タイムはおろか完走さえも危ぶまれてるのは、ボクだけの問題なのでどうでもいいですね・・・(笑)
ボクの地元は、漆器の日本三大産地のひとつ。
さて、この週末地元で開催された『紀州漆器まつり』に木材組合のブースとして出展させていただきました。
ボクの地元の和歌山県海南市は、漆器の産地として日本三大産地のひとつとして古くから漆工芸の生産が行われてきた土地なんです。
なかでも海南市の『黒江(くろえ)』地区というのが、最も漆器産業が盛んな土地で、ボクが通った「黒江小学校」の同級生のなかには、漆器産業を営む家の友人も多くいました。
何を隠そうボクの母方の家もかつては、漆器の問屋業を家業としていて、ボク自身にも漆器商人としての血が流れています。
とはいっても、母方の家業は母親が幼少期にボクの祖父にあたる母の父親が戦死してしまったことで途絶えてしまいました。
幼くして父親を亡くした母や祖母は、本当に苦労しただろうなと思います。それとともに、男三兄弟の親として子育てにおいても苦労を掛け続けた母親には、しっかりと親孝行をして返さなくてはなと今更ながらに思います。
話しを戻すと、ボクたちの親の世代からは少なくなってしまいましたが、そんな伝統産業を守って継承していこうと頑張っている同級生や若い世代も多く残っています。
そして具体的な活動として『紀州漆器まつり』というような形で地域として盛り上げていこうという活動も盛んに行われています。
ボクもなんらかの形で応援したいなと思っています。
『紀州漆器まつり』に参加させていただきました。
そんな『紀州漆器まつり』に木材組合の一員として参加させていただきました。
木材組合では毎年「親子木工教室」として、小学生くらいの子供さんを対象に自作体験できる木工キットを用意して楽しんでもらっています。
今年は、杉材を使ったブックスタンドとプランターの2種類を用意しました。
木工キットの材料は前もって釘の下穴まで空けているので、小学生の低学年の子供さんでも簡単に完成できるものなのですが、小学生のお兄ちゃんやお姉ちゃんが挑戦すると、その弟や妹の幼稚園くらいの子供たちも「わたしもやりた~い!」って、そりゃなりますよね・・・(笑)
おじさんたちにはそれが大変で・・・(笑)
小さな子が金槌でくぎを打っても力が弱いから釘が入って行かず、かと言って「手伝うよ。」と言っても、泣きながらでも「自分でやる!」と言って聞いてくれずに、普通は10分くらいで出来るものが、30分も40分もかかってしまってお手上げ状態で、こちらが泣きたくなってしまいます。
まあ、かわいいからいいんですけどね・・・(笑)
木工教室のほかにも、いろいろな木工製品の展示や販売を通して、多くの人に木材「木」の良さをお伝えする良い機会になりました。
わざわざ覗いてくれた、久しぶりの同級生もいたりして、楽しい一日でした。
来年以降も、地域産業の発展のお手伝い役として協力していけたらなと思います。
来年は、ウッドデッキやガーデン関連の商品やDIYに関する紹介も出来たらいいなって計画してみます。
今から来年が楽しみになってきました。
それでは。
木下憲治(キノシタケンジ)
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