ウッドデッキ用の「人工木材」ってどうなの?

こんにちは。ウッドデッキ材専門店『サニーウッド』代表のキノシタです。

昨夜のJリーグチャンピオンシップ決勝第1戦、アントラーズDF西がレッズ興梠を倒したとしてPKが与えられたプレーについて、「それはないやろ!」と、ジャッジに不満を抱いていたボクですが、西選手やアントラーズ石井監督のコメントを聞いていると、
「不運であったけれどもこれもサッカーだ!」と気持ちを切り替えられていて、素晴らしいプロ意識を感じました。
決勝第2戦は、アントラーズ贔屓でいきたいと思います!
さて今回のブログは、そんなサッカーの話とは全く関係なくて、たまにお客様からお問い合せをいただく「人工木材」についてお話ししますね。

「人工木材」って知っていますか?

「人工木材」って知っていますか?

「人工木材」って知っていますか?

「人工木材」って知っていますか?

主な原料は、プラスチックの原料に木材の木粉等を混ぜて作った工業製品の木材です。

工業製品ですから、天然の木材に比べて精度や品質が均一で、色も統一されていて美観に優れているのが特徴です。

その他の長所としては、耐久性に優れ(腐食に強く)、キット商品などは施工も容易なのかなと思われます。

こうやって長所を挙げると、いい事ずくめのようですが、ボクは今までお客様に「人工木材」をおすすめした事はありません。

それは何故かと言うと、材木屋のこだわりとかそういう事ではなくて

個人的にはずっと天然木が好きで、天然木だけを扱って来たので、天然木を扱うことにはそれなりのこだわりもあるのですが、そんなボクのこだわりをお客様に強要するつもりはありません。

本当に良いものだと自分で納得できるものなら、「人工木材」も、お客様のご要望によっては、ご提案もしてもいいかなとは思っています。

ただ、現時点でのボクの認識では、まだ自信を持っておすすめできる程の「人工木材」には出会っていません。

その大きな理由としては、「価格が高い」というのと「熱に弱い」という大きな二つの欠点があるからです。

価格については近年、価格の安い中国製なども増えてはきていますが、それらの製品はまだ施工実績にかけるため、安心しておすすめできるほどではありません。

それともう一つの「熱に弱い」というのが、気温や太陽の熱によって表面温度が極端に熱くなったり冷たくなったりするというのと、熱による膨張によって天然木ではあり得ないほど長さが伸びてしまうことがあるようです。

写真を見たり聞いた話では、施工後2~3年しか経過していない公共物件で、極端に長さが伸びてしまって建物にぶつかってしまい、全てを交換したというケースもあるようです。

そんな理由から、ボクとしては「人工木材」は、まだ早いかなと思っています。

もちろん、自信を持っておすすめできる製品に出会えれば、ご紹介もするつもりでいます。

でも、個人的にはやっぱり天然木のほうが好きだな・・・

はい、今日も最後までお読みいただき有難うございました。

それでは。


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木下憲治(キノシタケンジ)
和歌山県海南市のウッドデッキ材専門店『サニーウッド』代表のキノシタケンジです。お届けする商品は木材ですが、本当にお届けしたいものは『つくる楽しみや感動体験』『お客様とそのご家族の笑顔』です。日本中に笑顔とウキウキ・ワクワクをお届けします。 趣味は、サッカーとマラソン。日本サッカー協会公認C級コーチ・3級審判員、 1級エクステリアプランナー

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