「ウッドデッキ作りにはどのような木材を使ったら良いのかな?」
このようにお悩みの方はいらっしゃいませんか。
今回は、そのような方のために、ウッドデッキのDIYにおすすめの木材を紹介します。
これでもう迷わない!ウッドデッキのDIYにおすすめの木材
ウッドデッキのDIYにおすすめの木材
ウッドデッキに用いられる木材の種類は、大きく以下の3種に分けられます。
・ハードウッド
高級感があり、価格が高めです。
しかし、耐久性に優れており、頻繁にメンテナンスする必要がないので、長期的に見ると、低コストです。
ただ、硬いため加工しにくいというのが難点です。
・ソフトウッド
価格が安く、加工しやすいという利点があります。
しかし、耐久性は低く、定期的にメンテナンスしないと腐ってしまいます。
・防腐注入木材
防腐剤を芯まで染み込ませた木材です。
そのため、加工しやすく、価格も安く、耐久性も高いという、ソフトウッドとハードウッドを良いとこ取りした木材です。
しかし、納期が長く、2週間ほどかかるというデメリットがあります。
また、木材の表面に防腐剤を塗布しただけの木材もあります。
そのような木材はすぐに腐ってしまうので、選ぶ際には注意しましょう。
・人工木材
樹脂と木粉を混ぜ合わせて作った木材です。
耐久性に優れており、腐る心配がありません。
しかし、やはり天然木材の方が自然な感じを演出できますし、自由なデザインが可能です。
おすすめの天然木材の種類
ウッドデッキのDIYにおすすめの木材を、天然木材に焦点を当てて紹介します。
・サイプレス
オーストラリア産のハードウッドです。
比較的加工しやすいのが特徴です。
また、節が有るので表情が豊かで木目が美しく、肌触りの良さも長所です。
・イタウバ
ブラジル原産のハードウッドです。
強度が高く、30年ほどはメンテナンスが不要と言われています。
油分を多く含むためささくれが起こりにくいのが特徴です。裸足で利用したい方に最適な木材です。
・マニルカラ (アマゾンジャラ)
同じくブラジル原産のハードウッドで、赤褐色の色合いが美しい木材です。
強度と耐久性に優れた木材で、ウリン程樹液の染み出しが多くないのでご使用可能な用途が広がります。
・セランガンバツ
東南アジア原産のハードウッドで、明るめの茶褐色をしています。
ハードウッドのなかでは安価で、コストパフォーマンスに優れた木材です。
国内での実績も十分で信頼のおける木材です。
ただし、小さなピンホール(虫食い穴)ができやすいので、注意が必要です。
・イペ
ブラジルや南米アマゾン原産のハードウッドです。
少し前まではハードウッドと言えば「イペ」と言われるほど、公共物件では多くの実績をもつ木材です。
黄褐色をしていますが、経年変化があり、色の移り変わりを楽しめます。
耐久性が非常に高いですが、加工が難しく、近年は価格が割高となったのが難点です。
・ウリン
深い赤褐色をしているハードウッドです。
耐久性に優れており、価格も安いので、非常に低コストです。
しかし、数カ月ほどの間樹液が出るので、メンテナンスが必要でしょう。
・ウエスタンレッドシダー
ソフトウッドの1種です。
耐久性に不安のあるソフトウッドの中では、断トツの耐久性の高さを誇ります。
安価で加工しやすいので、DIY初心者におすすめの木材です。
まとめ
今回は、ウッドデッキのDIYに適した木材を紹介しました。
ウッドデッキのDIYを考えている方は、今回の内容を参考に、木材にもこだわってみてはいかがでしょうか。