HOME > ウッドデッキのコラム > ウッドデッキの材料（木材）について > 男の隠れ家的な離れ、趣味部屋前のウッドデッキ（セランガンバツ）＃47『藤原様』

ウッドデッキの素材のハードウッドとソフトウッドの違いとは！？

「ハードウッドとソフトウッドの違いが知りたい。」
このようにお考えの方いらっしゃいますよね。
そこで今回は、ハードウッドとソフトウッドのメリットとデメリットについて解説します。

ハードウッドのメリットとデメリット

ハードウッドは名前の通り、硬い木材のことを指します。
この木は、木の繊維がとても細かく密度がとても高いです。
こういった特徴があるため、腐りにくかったり、虫食いに強かったりと木材そのものがかなり丈夫なため、安心ですね。
そのため、防腐剤や塗装を定期的に行う必要がなく、メンテナンスがとても楽です。
木材によって状態は異なりますが、およそ20〜30年はメンテナンスなしで利用できます。
20〜30年使用していると、塗装が剥がれることはあるため、外観的な面から塗装することをお勧めします。
ハードウッドを使ったウッドデッキであれば、耐久性の面でそれほど心配する必要はないでしょう。
ハードウッドのデメリットとしては、硬い木材のため加工しにくいという点が挙げられます。
そのため、素人の方が加工するとなると、電動丸ノコやインパクトドライバーなどの工具が必ず必要です。
また、材料費の価格が高いこともデメリットとしてあげられます。
業者の方に加工してもらったり、材料費が高かったりと、総費用は高くつきます。
しかし、材料の特徴としては非常に優秀なため使ってみてはいかがでしょうか。

ソフトウッドのメリットとデメリット

ソフトウッドは、ハードウッドの逆で柔らかい木のことを指します。
この木は、加工がしやすいです。
ハードウッドは電動丸ノコなどの電動工具が必要ですが、ソフトウッドは通常の手動のノコギリでも加工できます。
また、ソフトウッドは供給量が安定しているため、ハードウッドに比べると材料費が安価で済みます。
ソフトウッドは、繊維が同じ方向を向いており、密度も低く重量も軽いです。
こういった特徴から、腐食、虫食い、衝撃、水分などに弱いため、しっかりとメンテナンスをしましょう。
ソフトウッドのデメリットは、柔らかい素材のため、腐食、虫食い、水分などに弱いという点が挙げられます。
ソフトウッドをウッドデッキに使用する場合には、「ウェスタンレッドシダー」などの耐久性の高い木材を選択することが重要です。
ホームセンターで安価に販売している「SPF材」や「ホワイトウッド」などは、耐久性に劣るためウッドデッキには不向きです。
また、「ウェスタンレッドシダー」などの耐久性の高い木材を選択するとともに、定期的なメンテナンスを施すことで、使用期間を延ばすことが出来ます。