サニーウッド岡殿
長崎の内田です。
7/12に届けて頂いたウリン材でデッキが完成致しましたので報
告させて頂きます。
元々あったウッドデッキは家屋新築時のトラブル慰謝料として
サービスで施工させたもので、材質があまり良くなく(トガっ
て言ってました)毎年防腐塗料は塗っていたにもかかわらず10
年ほどで腐ってしまいました。
その後しばらくほったらかしていたのですが一念発起して再製
作を決意、どうせ作るなら多少費用はかかっても長持ちして塗
装の手間も省けるものをと思いウリン材を選定しました。
1.根太製作(写真1参照)
元々あったデッキの束石3x3列(約1,280mm間隔)の間に2列追加
し、5x3列(約640 x 1,280mm間隔)としています。
デッキ下となる部分には雑草防止用のシートを施工しています。
90x90束柱に家屋側と両側の大引きを取付け、1,280mm間隔の方
向に105x30根太を取付けます。
根太は取付け前に予め面材を取付ける位置にまとめてマーキン
しておきました。
この方が後で1本ずつマーキンするより効率的です。
尚、マーキンも100均で購入した巻尺に直接油性ペンでマーク
した位置を写し取りました。
100均の巻尺は精度に不安がありますが、今回のデッキ製作の
寸法は全てこの巻尺を使用したので、多少の誤差があっても全
体のスケールが一様に変わるだけなので問題ありません。
完成後、油性ペンでマークだらけの巻尺は不燃ゴミとなります
。100円ですから惜しくありません。
写真左上にちょっと写っている水色のものは夏の暑さ対策にか
けたオーニングですが、これが後で思わぬ効果をもたらすこと
に...
2.根太完成(写真2参照)
根太取付け完了、写真左側3本の束柱はフェンスの支柱兼用と
する為に根太上1,040mm延長しています。
3.デッキ面材施工(写真3参照)
写真手前側に1段のステップを施工、写真奥側から1でマーキ
ンした位置に面材(105x30リブ材)をビス留めしていきます。
面材の長さも100均巻尺にマークしてありますので寸法確認は
容易です。
写真の面材が光っているのがわかるでしょうか?これ、突然の
スコールでびしょ濡れになったものです。
端側は濡れてしまいましたが、日除けのオーニングが幸いして
一転雨除けとなり、その後何度か豪雨が降ったりやんだりした
ものの、作業はほとんど影響なく進められました。
4.完成(写真4,5参照)
デッキ面を張り終えフェンスを付けて完成です。
元のデッキは3面囲むようにフェンスがあったのですが、狭苦
しく感じるのと子供も大きくなって転落の心配も無くなったこ
とから、当初はフェンス無しで計画していました。
ところが材料発注直前になって「フェンスが無くなったら布団
が干せない!」と家内からクレームが付き、急遽前面にだけフ
ェンスを追加することにしました。
前面だけで両サイドのささえが無く強度的な不安があること、
根太の端材が有効利用できることから贅沢ですがラティスに105x30
を使用しています。
ちょっとごつくなり過ぎるかな?と思っていましたが出来上が
って見るとそれほどでもなく、強度も十分得られたことから正
解だったと思います。
製作期間:5日間(設計時間除く)
費用:ウリン材 172,670- (送料込み)
副資材(コースレッド、束石、雑草防止シート等) 約10,000-
工具類(皿取り錐、クランプ、巻尺等) 約10,000-
合計 約19万円
以上