昨日、地元和歌山県の串本町沿岸海域がラムサール条約に登録されました。
(写真は夏に行った白浜の海ですが・・・)
世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』に続く地元の誇りがまたひとつ増えました。
本州最南端に位置する串本町海域は、黒潮の影響によりサンゴの種類が多く、緯度でいう世界最北の大サンゴ群生域であるとのことが、今回の認定につながったようです。
きれいな海の環境を守るには、その海域に注ぐ川の上流に位置する森の整備が絶対だといいます。漁師の人たちが、自分達の生活の根源となる海の魚たちの生態系を守るため、漁協ぐるみで上流の森林の整備に乗り出しているところもあるそうです。
地球規模での環境問題が叫ばれているなか、森だけでなく、きれいな地球を次の世代に受け継いでいくために、何をすべきかもっと考えなくてはと、改めて考えさせられるニュースでもありました。