中田英寿選手の現役引退を自らのサイトで発表してから3日がたった。
もし、ヒデが日本のサッカー界に現れていなかったら、未だに日本代表はワールドカップに出場できていなかったのでは?とさえ思います。
それほど日本にとって偉大な選手であった。
98年フランス、02年日韓、そして今年のドイツと、3回もワールドカップという、世界で一番のお祭りに私たち日本人も参加させてくれたのが、間違いなく中田英寿だ。
あのドーハの悲劇によって出場を逃した、94年のアメリカ大会までは、テレビで見ていてもワールドカップは遠い、日本とは別の世界のお祭りだった。
そのお祭りに参加する喜びを与えてくれたのが、ヒデだった。
しかし彼は、私たちを楽しませてくれた代償として、彼にとってとても大切なものを失くしていってしまった。
ヒデのメールにこんな一文があった。
「プロになって以来、「サッカー、好きですか?」と問われても
「好きだよ」とは素直に言えない自分がいた。
責任を負って戦うことの尊さに、大きな感動を覚えながらも
子供のころに持っていたボールに対する瑞々しい感情は失われていった。」
新しい旅はこれから始まる。
今後、プロの選手としてピッチに立つことはないけれど
サッカーをやめることは絶対にないだろう。
旅先の路地で、草むらで、小さなグラウンドで、誰かと言葉を交わす代わりに
ボールを蹴るだろう。子供の頃の瑞々しい気持ちを持って――。」
ヒデはすぐに、子供の頃の瑞々しい気持ちを、取り戻すことだろう。
たくさんの感動をありがとう、ヒデ。


























































