セランガンバツという木材をご存知でしょうか。
セランガンバツは、別名(バンキライ)とも呼ばれ、コストパフォーマンスを重視して、ウッドデッキを制作したい方におすすめの木材です。
今回は、ウッドデッキ材の中で人気のセランガンバツとはどのような木材か紹介します。
ウッドデッキ材の中で人気のセランガンバツとはどのような木材か紹介します!
セランガンバツの特徴について
セランガンバツは他のハードウッドに比べて、コストパフォーマンスが良いところが最大の特徴です。
セランガンバツは東南アジア原産の広葉樹で、品質と流通量が安定しています。
そのため、他の木材より手に入れるのが容易で、安く購入できるのが最大の特徴です。
ハードウッドと言えば、イペやウリンといった木材が一般的なハードウッド材として挙げられるでしょう。
イペは木目が美しく高級感がある特徴があります。
また、ウリンは最高レベルの耐久性が魅力的だと言えるでしょう。
イペは20年から30年以上、ウリンは30年以上の耐久性があると言われています。
これらの木材には少し劣りますが、セランガンバツも20年以上の耐久性があります。
約2~3割も安く購入できるにもかかわらず、高い耐久性があると言えるでしょう。
このようにコストパフォーマンスに優れているため、駅やデッキといった公共施設や大規模工事でセランガンバツは使用されることが多いです。
しかし、セランガンバツを使用する際には注意するべき点が2つあります。
1つ目は、セランガンバツにはピンホールがある可能性が高いことです。
ピンホールとは、木を切り倒す前の立木の状態の時に小さな虫が入り込んで、直径1ミリ程の穴のことです。
ウッドデッキ材としてセランガンバツを使用する場合、ピンホールのある木材でも、ない木材でも見た目以外の影響はありません。
セランガンバツ材はピンホールが多いという特徴がありますが、耐久性に影響はないため安心して使用できます。
2つ目は、素足で使用する場合には注意が必要ということです。
セランガンバツは経年劣化や紫外線の影響を受けやすく、ざらつきや細かなささくれが発生しやすいため、履物を履いて使用する必要があります。
お子様をウッドデッキで遊ばせたいとお思いの方は、ささくれの起こりやすさは気になりますよね。
足の裏にとげが刺さらないように、ウッドデッキを歩く際には履物を履いていただくことを推奨しています。
また、ささくれが出始めたと気付いた段階で、こまめにサンドペーパー等で手入れしてあげることで、素足でも楽しめる状態を保つこともできます。
ウッドデッキは履物を履いて使用する予定だという方に、セランガンバツはピッタリの木材と言えるでしょう。
まとめ
セランガンバツがどのような木材かお分かりいただけたのではないでしょうか。
ウッドデッキ材にセランガンバツを選ぼうとお思いの方は、気軽に当社にご相談ください。