政府が呼びかけてきた、夏のビジネス軽装「クールビズ」によって、関連する各業界では明暗が分かれてきているようだ。
ネクタイメーカーでつくる団体では、死活問題だとして政府に対して損害賠償請求を求める可能性まであるという。
一方、一部の百貨店などの紳士服売り場では、ファッション性を重視した売り場を展開することにより、ネクタイの売上げが前年比10%以上も増加しているところもあるという。
結局は置かれた状態に悲観的になってマイナス発想になるだけでは、どうにもならない。
アイデアと考え方次第で、逆境をチャンスととらえるくらいの気持ち、発想が必要だということだろう。
木材業界も永く不況産業と言われ続けているが、もっと前向きな気持ちを持って取り組んでいかなければと改めて思った。