ウッドデッキの束柱には、固定式と調整式の2つがあります。
ここではウッドデッキの構造と、束柱のそれぞれの特徴を解説します。
ウッドデッキの束柱を固定式と調整式のどちらにするのが良いか解説します!
ウッドデッキの束柱の種類と特徴とは?
ウッドデッキの束柱は、固定式と調整式の2つから選べます。
それぞれの特徴を理解する前に、まずはウッドデッキの構造がどうなっているのかを押さえておきましょう。
ウッドデッキの構造は大きく分けて、見た目を左右する表面の床板部分と、安定性や強度。丈夫さを左右する基礎部分に分けられます。
また、ウッドデッキの基礎部分は、5つの構成要素に分けられます。
ウッドデッキの最下部で支えているのが基礎石であり、地面に設置し束柱を受ける役割をします。
ここがしっかり安定して固定されていないと、ウッドデッキ全体の安定性が悪くなるため、とても重要な部分と言えるでしょう。
束柱は基礎石から垂直方向に伸びている柱で、ウッドデッキ全体を支えるために最も中心的な役割を果たしています。
根太と呼ばれる部分は、床板に沿ってビスで固定され、束柱と垂直方向に交わることで全体の強度を上げています。
大引きは、根太を支えるための部分で、丈夫で太い木材が使われます。
根太と束柱との間に大引きの支えがないと、全体の強度を保てません。
根がらみと呼ばれる部分は、全体を格子状に巡ってウッドデッキを支えています。
束柱や大引きと比べると細い木材ですが、縦横無尽に張られることでウッドデッキの強度アップに貢献しています。
ウッドデッキの上部は、普段私たちの目に触れる床板部分です。
子供の遊び場として利用するのか、ガーデニングに利用するのか、用途に合わせて表面の床板の素材やデザインを選びましょう。
ウッドデッキの束柱は、固定式にすると設置後に高さを変えられまん。
ウッドデッキのサイズに合わせてカットした木材で、床板を支えるための組み立てを行います。
また、固定式では水平を保つために、基礎石の高さを調整するか、束柱の長さをカットして高さを調整します。
一方で、調整式の束柱は高さの調整が容易になります。
そのため水平を保ちやすく、職人にとっても施工の手間が少なく簡単に終わるため楽でしょう。
調整式の束柱は固定式の束柱と比べて少し費用がかかりますが、作業性を考慮してどちらを選択するか決めるのが良いのではないでしょうか。
まとめ
今回は、ウッドデッキの構造と束柱の種類を解説しました。
ウッドデッキについてより詳しく知りたい方は、専門の業者に相談することをオススメします。