ウッドデッキを自分で補修するのは難しそうというイメージがあるかもしれません。
実は、ウッドデッキはDIYで簡単に補修できます。
今回は、ウッドデッキの補修をDIYで行いたい方に、木材業者が補修方法を解説します。
ウッドデッキの補修をDIYで行いたい方へ!木材業者が補修方法を解説します!
ウッドデッキの補修について
ウッドデッキが傷んで、補修が必要な状態で放置していると、デッキ材が割れて事故に発展するかもしれません。
個人で対応できないところまで症状が進んでしまうと、業者に頼む必要があり、コストがかかってしまいますよね。
定期的にウッドデッキの状態を確認して、補修が必要な場合は自分で修繕できる範囲の間に補修してしまいましょう。
デッキ板に大き目のヒビが入っている場合、デッキ材を補修した方が良いでしょう。
特に、ヒビが表面だけではなく裏側まで届いている場合は要注意です。
裏側までヒビが届いていなくても、亀裂内に雨水が浸透し腐食菌が発生するため処置が必要になります。
デッキ材の表面や釘穴周辺にヒビがないかを、目視でくまなくチェックしましょう。
また、ウッドデッキを踏み込んだ時に沈み込む場合も、デッキ材を補修した方が良いでしょう。
ヒビや亀裂から水分が染み込み、デッキ材が柔らかくなると、踏み込んだ時に沈み込むようになります。
この場合、ビスで留めている部分やほかの木材との結合部分が傷んでいる可能性があります。
デッキ材の傷み具合を確認するためには、ウッドデッキの上を歩き回って沈み込むところがないか感覚で判断するのが良いでしょう。
ほかにも、デッキ材が腐っている場合は、素材の交換や補修が必要です。
木に触れた際に、スカスカの状態になっていたり、押すとへこんだりすると、デッキ板が腐っているかもしれません。
床板を留めているビスにゆるみがないかや、ゴムハンマーで叩いて音を確認したりするのも、デッキ材の腐食状態を確認する方法として挙げられます。
まず、傷んでいる部分のデッキ材を取り外してください。
この際に、ビスの頭を潰さないように取り外しておくと、新しいデッキ材を取り付ける際に再度使用できます。
次に、デッキ材を取り外した箇所に合わせて新しく取り付ける木材をカットしましょう。
普通のノコギリでは切り終えるのに手間も時間もかかるため、電動ノコギリを使ってカットするのがおすすめです。
カットできたら、先ほど残しておいたビスを新しいデッキ材に取り付けて設置しましょう。
釘穴やネジ穴を開けるには、電動ドリルやインパクトドライバーを使うと簡単に開けられます。
最後に、塗装をすれば完成です。
一部だけ塗装するのが気になる方は全体を塗装してください。
その方が結果的にウッドデッキ全体の耐久力を高めてくれます。
まとめ
ウッドデッキのデッキ材にヒビがあったり、沈み込んだり、腐っていたりする際には補修を行うことを推奨しています。
ウッドデッキの補修はプロでなくても簡単にできるため、ぜひ挑戦してみてください。