ウッドデッキの高さを適当に決めてしまうと、後から使い勝手が悪いと感じることがあります。
使用方法によって使いやすい高さがあるのをご存知でしょうか。
今回は、目的別にベストな高さのウッドデッキの作り方を解説します。
目的別にベストな高さのウッドデッキの作り方を解説します!
目的別のベストな高さとは
ウッドデッキの高さを変更するとなると、基礎より上の部分を全て分解してやり直す必要があります。
そのため、幅や奥行き同様に、高さもじっくり検討した方が良いでしょう。
ウッドデッキをどのように活用したいか考えることはとても大切です。
「洗濯物を干す場所にしたい」
「食事やお茶をする場所にしたい」
「子供やペットの遊び場にしたい」
このような目的が挙げられるでしょう。
例えば、洗濯物を干す場所にする場合は、室内への移動をしやすい高さに設定した方が良いでしょう。
水を吸った洗濯物を運ぶのはかなりの重労働で、足元も見えにくいと言えます。
そのため、物干し竿まで段差がないと、大幅に負担を減らせるでしょう。
また、食事やお茶をする場所にする場合は、料理をキッチンから運びやすいような高さに設定した方が良いでしょう。
庭で食事するのであれば、ウッドデッキの高さを低くして、土足で使用しても良いかもしれません。
子供やペットの遊び場にする場合は、お子さんはウッドデッキだけではなく、庭にも移動するでしょう。
そのため、室内と庭の両方への移動がしやすいような高さにした方が安全に遊べるでしょう。
このように高さによって使いやすさが変わるため、ウッドデッキを作る目的を明確にしておいた方が良いことを押さえておきましょう。
地面から約40センチメートルに高さを設置すると、腰掛けて座るのに便利です。
庭に降りることを考えると少し高めであるため、小さめの階段を付ける必要があるでしょう。
また、不注意で庭に落ちないように手すりを付けるのも良いかもしれません。
地面から約30センチメートルの高さに設置すると、室内と庭を行き来しやすいでしょう。
室内からウッドデッキに出るのに10センチメートル程度の段差があり、ウッドデッキから庭に出るのにも少し段差があります。
ウッドデッキが室内と庭の中間にある状態ですから、ほとんど階段を作る必要がありません。
まとめ
ウッドデッキの高さを目的別に決定することの重要さがお分かりいただけたと思います。
ご家族でどのようにウッドデッキを使用するか考えてみてください。