「憧れのウッドデッキを作るからには丈夫なものにしたい」
「シロアリに強いウッドデッキ材が知りたい」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか?
実はウッドデッキはシロアリ被害を受けやすい場所なので、しっかりと対策をしておく必要があります。
そこで今回は、ウッドデッキのシロアリ対策について解説します。
丈夫なウッドデッキにするために|シロアリ対策をしよう!
シロアリとは
シロアリは木造住宅の柱や壁などを食べてしまうので、住宅の破損や倒壊につながることがあります。
ウッドデッキは何の対策もしていなければ、屋外にある木材ということでシロアリに侵入されやすくなっています。
またウッドデッキの下は薄暗く、湿度も高いためシロアリにとっては非常に居心地の良い場所だと言えるでしょう。
シロアリに強い木材
ウッドデッキに使われる木材にはソフトウッドとハードウッドがあります。
ソフトウッドは比較的柔らかい木材なので、一部の木材を除き一般的にシロアリにとっても食害しやすいです。
一方ハードウッドは堅い木材なので食べられにくく、防腐処理も不要なため長持ちします。
そこでシロアリに強いハードウッドをいくつかご紹介します。
ウリンにはワインなどで有名な成分の「ポリフェノール」が大量に含まれており、強力な抗菌・防腐作用を持っています。
さらに、薬剤処理なしで100年もつと言われるウリンは環境面においても非常に優れた木材です。
豪州では、サイプレスが世界一シロアリに強いと言われています。
日本でも近年、薬剤による処理がなくても使用できる安全な木材として、住宅の土台に使われています。
イペにはラバコールという防腐や防虫性に優れた効果を持つ成分が豊富に含まれています。
害虫に高い抵抗性を示し、25~30年以上もの耐久性があるのでウッドデッキ材にとても適しています。
ウッドデッキの構造と土台
束柱の下部はできるだけ高さのあるコンクリート製の束石にすると、シロアリがデッキ下部から入り込みにくくなり、同時に通風性も上げられます。
完全に防げるわけではありませんが、土の地面に比べればシロアリ被害の進行が遅くなります。
コンクリートを施工する際には、設置する業者やシロアリの業者に相談するとよいでしょう。
まとめ
今回は、ウッドデッキを作る方に向けて、シロアリ対策を解説しました。
施工の時点でシロアリ対策を意識すれば、大幅に被害を防げます。
この記事を参考にして、丈夫で長持ちするウッドデッキを作ってみてはいかがでしょうか。
ウッドデッキに関することで何かわからないことがありましたら、お気軽に当社までご相談ください。