ウッドデッキを設置すると、屋外で緑を見ながらお茶をしたり、友達や家族とバーベキューを行ったりと楽しい時間空間を過ごせます。
皆さんは、劣化を促す過酷な状態にいつもさらされていることをご存知でしょうか。
ウッドデッキは常に屋外に放置されています。
今回はウッドデッキが劣化する詳しい原因を紹介します。
まず原因として挙げられるのは、雨によって濡れることです。
長く雨にさらされたウッドデッキは劣化が進むため、カビや腐食の原因になります。
木が水を吸収することによって、菌が繁殖するため、カビや腐食が発生します。
そのため、湿気の多い場所に設置する際は、水に強い種類の天然木を選ぶのが良いでしょう。
次に、ウッドデッキの劣化の原因として紫外線が挙げられます。
先ほども説明した通り、ウッドデッキは外に設置されているため、紫外線を常に浴び続けています。
そのため、紫外線は劣化に影響を与えていると言えるでしょう。
紫外線は、晴れている日はもちろん、曇りの日でも降り注いでいます。
そのため、屋根や庇のない夏のウッドデッキは、長時間にわたって強い日差しにさらされていると言えるでしょう。
皆さんは、木材の変色に最も関係するのが紫外線であることはご存知でしょうか。
木材成分の中でも光に敏感な成分が紫外線を吸収することで化学変化を引き起こし、その過程で木材の色も変化してしまうからです。
ウッドデッキの変色が気になる方は紫外線の対策を行いましょう。
また、シロアリにも注意が必要です。
シロアリの餌は木材です。
加えて、シロアリは太陽の光や乾燥を嫌い、湿気が多い場所を好むため、普段から風雨にさらされ、日が当たらない場所に住み着きます。
そのため、日が当たらない庭や、湿度が高い地域、雨が多い地域に設置された天然木のウッドデッキには、特に注意が必要だと言えるでしょう。
木自体が堅くて丈夫である場合は、腐ったりシロアリに食べられたりすることは少ないでしょう。
しかし、表面のササクレやトゲ、割れを予防するためには、4~5年に一度、塗り直しのメンテナンスをするのがおすすめです。